注文住宅の建築費用を安く抑えるテクニックについて解説!
ふじみ野市で注文住宅を建築しようと考えている方、建築費用にお悩みではないでしょうか。注文住宅を建てるからにはいろいろな希望、夢を実現したいものです。しかし、希望を叶えるためにはそれなりの予算が必要となります。この記事では、建築費用を安く抑えるためのテクニックについて解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅で予算オーバーする主な原因
注文住宅で予算をオーバーしてしまう原因は複数あります。ここではよくある例を挙げてみます。
希望が多すぎる
多くの人にとって、家を建てるというのは一生に一度のことです。何度も建てられないからこそ、実現したい希望や夢を詰め込んで、予算が多くなってしまいがちです。そのような場合には、冷静になって、本当に必要な機能は何なのか洗い出してみることが重要となります。暑さや寒さ、悪条件の気象状況から身を守るという家の本質的な機能は削らずに、どうしても叶えたい機能を検討するのがよいでしょう。
建築費用以外の支出が考慮されていない
建築費用以外の支出が考慮されておらず、思ったよりもお金がかかってしまうというパターンです。家を建てる際には、建築費用以外に庭や塀、エアコンなど付帯設備などの工事費がかかります。また、住宅ローンの手数料、登記の諸費用も必要となります。付帯工事費は建築費用の20%ほど、諸費用に建築費用の7%程度を別途見積もり、予算オーバーするようなら建築費用を見直してみましょう。付帯工事費と諸費用は想像よりも多くかかることがあるので、あらかじめ頭に入れておくことが重要です。
注文住宅の建築費用を安く抑えるテクニック
ではどのようにして建築費用を安く抑えればよいのでしょうか。
サイズ、数を減らす
床、窓、総階数、部屋などのサイズや数を減らすと、使用する建材が減少するため、建築費用を安く抑えることができます。総面積が同じである場合は、平屋よりも総2階にしたほうが屋根や基礎工事のコストカットが可能となるため、検討するとよいでしょう。また、建物の形も重要です。こだわりのあるおしゃれな外観にするよりも、四角形のシンプルな外観にした方がより費用がかかりません。
まとめる
水回りを分散させず1か所にまとめると、配水管などの工事費用を節約できます。トイレが複数あると便利ですが、1か所にすると費用を抑えられます。また、細かく壁を配置せず部屋を少なくすると、窓、ドア、クロスなどの建材費用が減るためコストダウンにつながります。子ども部屋は将来的に必要なくなる場合が多いため、間仕切りなどで簡易的な壁にするなど工夫するとよいでしょう。
付属設備を別途設置する
エアコンや照明は建築費用に入れず、電気店などで調達し設置した方が安くつく場合が多いです。エアコンに関しては夏や冬は厳しいですが、春や秋であれば設置を後回しにして、安いときに購入すれば費用がかさまずお得となる場合があります。
注文住宅の建築コストを削る際に注意するポイント
建築費用は少ない方がいいですが、何でもカットすればいいというものではありません。家を建てたものの、ストレスばかり感じて快適に暮らせないのでは本末転倒です。優先順位の高いものは削るべきではないのです。
耐震設備
日本は地震大国です。家に住む人にとって、地震から身を守るのは家屋以外にありません。大きな地震でも耐えられるように耐震設備はカットすべきではないのです。地震対策が考慮された設計になっているか、しっかりと確認しましょう。
断熱材
日本には四季がある国です。夏の暑さ、冬の寒さ、湿気や結露への対策は快適に生活する上でなくてはならないものであり、削るべきではありません。断熱材の性能は冷暖房の効きにも影響するため、家計にも跳ね返ってきます。しっかりとした断熱材の設置は優先順位が高いため、削らないようにしましょう。
セキュリティ関連設備
いくら快適な家でも、防犯がしっかりとしていない家には安心して住み続けることができません。雨戸や防犯ガラス、映像を確認できるインターフォン、外から中が見えないようにする塀などは防犯の観点から削るべきではない設備です。塀はセキュリティに効果を発揮するものですが、逆に侵入者を外から隠してしまう効果もあるので、砂利を敷くなどの工夫が必要です。
水回り
水回りは日常生活で必須といえるものです。快適に生活するためにも、便利で使いやすい水回りの設置は重要です。コストダウンすると、故障しやすかったり、湿気が溜まったりする可能性があります。問題が発覚したあとから改良するのは多額の費用がかかることがあるので、コスト削減はしないほうがいいでしょう。
まとめ
注文住宅で建築費用を下げる方法について解説しました。注文住宅は一生に一度の買い物であることが多く、希望を詰め込んでしまい、予算オーバーとなることがよくあります。コストカットする際は、耐震性能や快適性、セキュリティなどを重視し、優先順位をつけて実施するようにしましょう。ふじみ野市で注文住宅を検討している方、予算内で安心、安全な家が建てられるよう、しっかりと確認しながら業者に依頼するようにしてください。