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長期優良住宅とはどのような家?メリット・デメリットを知ろう!

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/11/07


国が定めた基準を満たした長期優良住宅とは、どういう家なのか気になっている方は少なくありません。ほかの家に比べると安心感が大きいと聞きますが、デメリットはないのでしょうか?税制優遇が受けられて売却するときの付加価値がアップするというのも本当なのか、ふじみ野市で注文住宅を依頼したいと考えている人は、ご一読ください。

長期優良住宅とはどのような家?

長期優良住宅の普及の促進に関する法律に定められた基準を満たしている住宅のことです。いくつか特徴を紹介します。

長期優良住宅とは

長い期間安心して快適に生活できる住宅のうち、国が定めた基準を満たした住宅のことです。住宅ローン控除や住宅ローン金利の優遇などのさまざまなメリットが受けられます。その反面、デメリットもありますが、メリットとデメリットを総合的に判断して長期優良住宅を建築する人もいるでしょう。国からの評価を得られるので、安心感がほかの住宅に比べると大きいのが特徴です。

書類審査のみで認定される

住宅を建築したあとに建物検査などがありません。都道府県知事から書類審査で認定されるのが特徴です。都道府県知事に書類を申請するのはわずらわしい反面、建築前に認定されるので安心感があります。

長期優良住宅を建てるメリット・デメリット

長期優良住宅は、住宅ローン控除や住宅ローン金利の優遇などのメリットを活かして建てることができます。しかし、デメリットもいくつかあるので、メリットとデメリットを照らし合わせて判断してください。

住宅ローン控除の拡充のメリット

長期優良住宅は控除対象になる借入限度額が優遇されます。一般住宅の場合は4,000万円ですが、長期優良住宅の場合は5,000万円です。ただし、消費税率10%が適用されるケースのみになります。

住宅ローン金利の優遇のメリット

住宅ローン商品であるフラット35の金利優遇制度が長期優良住宅の場合はあります。フラット35は、長期固定金利の住宅ローン。民間金融機関と住宅金融支援機関の提携で提供されています。フラット35以外にも、フラット35Sやフラット50もあるのが特徴です。

売却するときの付加価値のメリット

高性能な住宅であることを客観的に示せます。書類は売却するときに必要なので保管を怠らないようにしましょう。もしマイホームを手放すことになっても、一般住宅より信頼性が高まります。

申請コストがかかるデメリット

建物の着工前に書類を申請しないと認定されません。書類審査で必要な図面や書類を準備するのにコストがかかるデメリットがあります。自身で書類審査の準備をする場合にかかるコストはおよそ5~6万円、ハウスメーカーや工務店に依頼する場合にかかるコストはおよそ20~30万円です。また、申請コストだけではなく手間もかかるので、時間に余裕を持って取り組む必要があります。

建築コストのアップと工期が長くなるデメリット

ハウスメーカーに工事を依頼する場合、大幅なコストアップはさほどありません。その反面、中小工務店に工事を依頼する場合は、建築コストが2~3割高くなってしまう可能性があります。さらに、一般住宅を建築するときよりも工期が長くなる可能性もあります。

コストカットと工期を短くしたい人は、実績があるハウスメーカーに依頼することも検討してください。実績があるハウスメーカーはノウハウも確立されているので、スムーズに工事が進行するでしょう。

定期点検のデメリット

長期優良住宅は書類審査のみで認定されますが、建築後の定期点検を受ける必要があります。これは、建物を良好な状態に維持する必要があるからです。また、修繕が必要な場合は修繕費用を負担します。長い期間安心して快適に過ごせるための取り組みを怠ると認定を取り消されることがあるので注意しましょう。

長期優良住宅を建てる際に意識するべきポイント

メリットがデメリットを上回るか検討するようにしましょう。ノウハウが確立されている実績が多い建築会社に依頼するとリスクが低くなります。

実績の多い建築会社に依頼する

中小工務店の場合、長期優良住宅の建築実績が少ない場合があります。コストが膨れ上がらないためにも、実績の多い建築会社に依頼するようにしましょう。実績が多いと、相談しやすく過去の事例なども交えて提案してくれることもあります。建築後のフォロー体制もしっかり整備されている業者であればさらによいです。

長期優良住宅を建てるメリットがデメリットを上回るか検討する

一般的に、所得税が多くローン借入額が大きい場合に、ローン控除のメリットが大きくなります。所得税が少ない場合やローン借入額が少ない場合は、一般住宅を建築するとメリットを得られるかもしれません。また、建築にかかるコストも多少割高になるので、自身の経済状況を客観的に分析して判断するようにしましょう。

まとめ

長い期間安心して快適に暮らせる住宅が、長期優良住宅です。税制優遇や売却するときの付加価値などのメリットがあります。デメリットとして、申請コストがかかることや大幅な建築費用のアップなどがあります。メリットがデメリットを上回る場合は、実績の多い建築会社に依頼してみるとよいでしょう。また、実績は公式サイトでも確認できるので参考にしてみましょう。

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