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注文住宅で平屋を建てるメリット・デメリットとは?間取りの決め方も紹介

公開日:2021/09/15  最終更新日:2021/09/08

せっかく家を建てるなら、部屋も多く作れる複数階建てで、と考える方も多いかと思います。平屋は手狭で、日本の古い家の形というイメージが強いですよね。しかし平屋も昨今、現代的なデザインのものが多く存在し、住みやすくなる工夫がたくさん取り込まれています。まだ知らない平屋の魅力についてご紹介します。

平屋とは

最初に、平屋とはどのような家のことを指すのか、再確認しておきましょう。平屋は、一階建ての家のことを意味します。上の階のことを考えずに建てられるので、天井や屋根など、比較的柔軟な家づくりができます。その自由度の高さから、おしゃれな空間演出も実現しやすくなっています

平屋のメリットとデメリット

それではもう少し具体的に、平屋のよい点を見ていきましょう。その後で、デメリットについても説明します。

メリット

まずはなんといっても、すべての部屋が一階にあるという点です。階段の昇り降りに不安を感じる方や、バリアフリーの設計をしたいという方には非常におすすめの住宅です。高齢者やお子さんだけでなく、ペットも生活しやすいという理由で選ばれる方もいます。

階段の昇り降りに問題がない人にとっても、生活効率を上げるという点で、階段がない平屋が支持されています。家事のために上の階に行ったり一階に降りたりという無駄な動きがなくなり、負担が軽減されます。

また、上の階がないので、縦の空間を広くとった部屋づくりができます。解放感のある家を目指したい方には、非常におすすめです。

二階建ての家よりは高さが低いので、自然災害の影響も少なくて済みます。地震や台風の被害は、建物が高いほうが大きくなるのです。昔から日本で平屋スタイルが支持されてきたのは、こういったことが理由のひとつです。

仮に修繕が必要になったとしても、平屋の場合は高所での作業がありません。そのため、修繕コストも安くおさえられます。このように、上の階がないという点だけで、とても多くのメリットが得られるのです。

デメリット

ただ、背が低いということがデメリットを生み出すこともあります。たとえば、採光についてです。当たり前ですが、周りの家が複数階建ての場合、平屋に日が入りにくくなってしまいます。仮に周りに家がなかったとしても、平屋の中央部分に日を入れるのは難しいとされているのです。対策としては、中央に天窓を配したり、中庭を作ったりすることで解決が図れます。

他のデメリットとしてよく挙がるのが、階で広さを稼げないという点です。そのため、敷地面積は充分にとらなければいけません。階段を作らなくてよい分、スペースを無駄遣いしなくて済みますが、土地が限られている場合には、少々難しい部分もあるでしょう。

平屋の間取りの決め方

このように、広さを簡単に稼げないからこそ、迷ってしまうのがその間取りです。どういう基準で間取りを決めていけばよいのでしょうか。

おすすめなのは、まず生活動線を考えるということです。たとえば、一階にキッチンがあり、二階に納戸があるとします。買ってきたものを二階に運ばなければならない手間が発生しますし、料理の最中にストックを取りに行くのが非常に面倒になります。

生活する上で、効率がよいとはいえません。家の中での移動がなるべく少なくなるよう、間取りを配置していきましょう。

とくに考えたいのが、洗濯に関わる動線です。洗濯は、意外にも作業工程が多い家事だということをご存知でしょうか。しかもさまざまな場所でその作業が展開されます。洗濯機で洗い、外で干し、取り込んで畳み、アイロンするものはアイロンがけを経て、それぞれの収納スペースに帰ってきます。

こうした過程が、家の中のいろいろなところで行われていたら、どうでしょうか。あっちへ行ったりこっちへ来たり、移動だけで余計な時間と労力が生まれてしまいます。

洗濯の動線を考えるのであれば、洗濯機を置いている洗面所の近くに、物干しやアイロンがけのスペースが作れればいうことなしです。クローゼットもすぐそばに設置すれば、片付けまで楽々です。

生活動線を考えるメリットは、これだけではありません。実は、事費の節約にもつなげられるのです。たとえば、洗濯機はよくお風呂場の近くに配置されますよね。お風呂に入るために脱いだ服を、すぐ洗濯機に入れられるという点で、生活動線の理にかなっています。

ただそれだけではなく、水回りが集中することで、水道の配管がシンプルなつくりになり、工事費が安くなるのです。また、問題が起きた時のメンテナンスも、水回りがバラバラに配置しているよりもずっと簡単になるため、修理費用の節約になります。このように、生活動線を考えることは時間、労力、費用という三つの削減につながるのです。

 

平屋は利点も多く、無駄がない家だとおわかりいただけたかと思います。間取りも、生活動線というポイントさえおさえれば、敷地を充分活かした快適な空間づくりができます。これまで平屋を視野に入れていなかった方も、ぜひ検討してみてください。

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