新築の一戸建てを購入したい方必見!注文住宅と建売住宅の違いとは
一戸建て住宅を建てる際、注文住宅と建売住宅で迷う人が多いです。そこで、今回は注文住宅と建売住宅の違いについて紹介していきます。さらに、それぞれのメリットとデメリットを徹底解説していきます。新築の一戸建てを購入したい方は必見です。
一戸建てのメリットとデメリット
そもそも一戸建て住宅のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。また、デメリットについても紹介していきます。
■メリット
一戸建て住宅の最大のメリットは自由度の高さです。マンションやアパートなどの集合住宅の場合、廊下やアプローチエレベーターなどは他の入居者との共有スペースとなります。また、ペット不可の物件も多く、何かと制限があるのが集合住宅の特徴です。
しかし、一戸建て住宅の場合は自分の土地は基本的に好きなように使用できます。たとえば、庭スペースに花を植えたり、家庭菜園をしたりすることもできます。もちろん、ペットも自由に飼うことができます。また、上下階の入居者を気にすることがないため、小さな子どもがいても安心して暮らすことができます。
さらに、資産という面でもメリットがあります。一戸建て住宅の場合は家と土地が自分の所有物となります。そのため、売却時に家の価値がなくなったとしても、土地の価値がなくなることはほとんどないため、不動産資産として所有しておくことができるのです。また、新築から20年、30年と経過した場合でも自由にリフォームやリノベーションを行うことができるため、ライフスタイルや家族構成の変化に応じて家を改築できるのがメリットです。
■デメリット
一戸建てのデメリットは庭や玄関周りの手入れが大変になってしまう可能性があります。とくに土地が広い場合は管理する面積が増えるため、時間と手間がかかってしまいます。
また、近隣住民への配慮が必要になります。とくに問題になるのが夜間の騒音です。自分の家で何をしても問題はないのですが、住宅街では音が響いてしまうため、近隣住民への配慮が必要になることもあります。
一戸建ての種類は大きく分けて2つ
一戸建て住宅は注文住宅と建売住宅の2種類あります。
■注文住宅
注文住宅とは希望のエリアで自由に間取りや設備を選んで家を建てることができます。たとえば、キッチンを広くしたい、リビングにシアターセットを置きたいなどの理想も叶えることができます。また、外観も自由に決めることができるため、おしゃれな家を作ることもできます。
しかし、注文住宅の場合は完成までに時間がかかってしまいます。また、実物を確認できないため、3Dパースや模型などを使って打ち合わせを進めていく必要があります。また、工務店やハウスメーカーによっては希望の設備を採用できない場合もあるため、あらかじめ設計士や営業担当者に確認しておくことが大切です。
■建売住宅
建売住宅の場合は土地と建物をセットで購入します。工務店やハウスメーカーがすでに建てた新築住宅を購入する方法です。そのため、自由に間取りを決めたり設備を決めたりすることはできません。しかし、すでに完成しているため、すぐに入居できるというメリットがあります。また、実際の家を見学できるため、イメージがつかみやすいという特徴もあります。まさらに、注文住宅よりも比較的コストを抑えることができるのが特徴です。
注文住宅と建売住宅の違いとは
注文住宅は理想の家づくりが可能です。しかし、希望を盛り込んでいくとどんどん金額が高くなってしまい、予算がオーバーしてしまうことも少なくありません。しかし、自由度が高いため、希望の設備を採用できます。また、庭スペースなどの外構も自由に決めることができるため、ガーデニングやDIYスペースなどを設置することもできます。
ただし、注文住宅の場合は土地探しから始めることが一般的で、建物の完成までには1年以上かかることも珍しくありません。とくに土地探しは難航しがちで、エリアによってはベストな土地がなかなか見つからないこともあります。
一方、建売住宅の場合は土地と建物がセットで販売されているため、金額相場がわかりやすいというメリットがあります。そのため、予算に応じた物件を探すことができます。
さらに、分譲地として売り出されていることも多いため、物件周辺すべてが新築という特徴があります。また、分譲地の建売住宅の場合は同じ工務店やハウスメーカーが建築していることが多く、区画全体に統一感があり、オシャレな雰囲気があります。そして、注文住宅のように打ち合わせの回数が少ないため、家が完成するまでの手間がかからないのも特徴です。
新築一戸建てを購入する際、注文住宅か建売住宅かどちらか悩まれる方がほとんどです。注文住宅は自由度が高く、理想の家づくりをしていくことができます。しかし、理想を盛り込んでいくと予算オーバーすることも多く、さらに完成までに時間がかかってしまいます。一方、建売住宅の場合は土地と建物がセットで販売されているため、入居までの時間が短くて済みます。また、注文住宅よりもコストが安いのが特徴です。